アルタのしせい

教育者は子どもに望む姿勢を自らが持たなければなりません。

 

私たちは子どもたちの手本となるために「自分への誠実さ」、
「当事者意識と自律心」、そして「進取の精神」を姿勢目標の根本理念にしています。

 

自分への誠実さは「正しい行いを続けることで自信を高め、より良く生きようとする姿勢」、
当事者意識と自律心は「理念の実現に向けて自律的に貢献する姿勢」、
進取の精神は「困難な課題を自ら進んで解決する姿勢」です。

 

私たちはどのようなコミュニケーションにも論理を重視し、一人ひとりが規律を遵守して得意分野を深化しつつ、
全員で困難な課題に進んで取り組むことで、現代の保育事業者に求められる使命を「成長の楽しみとともに」果たして参ります。

アルタのしせいアルタのしせい

自分への誠実さ
自分への誠実さ

自分の幸せに責任を持ち、
子どもたちと毎日をより良く生きる姿勢

Well-beingを人に教えることができる人は、正しい行いを続けることで自信を持ち「成長する喜びに責任を持っている人」です。私たちは子どもたちに「人の理想」を教えられるよう、私たち自身が常に人生に前向きに、心の余裕と微笑みを持って過ごす責任を持っています。子どもたちがこれから長い人生を楽しめるよう、私たち自身が日々ささやかなことへ幸せを見出し、理想や希望を大切にして過ごしています。

当事者意識と自律心
当事者意識と自律心

保育理念の実現に向けて、
自律的に貢献する姿勢

私たちの立場と役割は、児童福祉従事者にふさわしい当事者意識と自律心を持ち、児童の健全育成を実現することです。園に携わる全員人権がある以上、全てのコミュニケーションに論理性が必要です。私たちは無意識に行われるやり取りから、抽象的な論理思考までを正確に言語化して協議し、より良い保育を検討し続けています。保育園は子どもたちにとって一番初めに出会う社会。子どもたちに映る私たち大人が、真剣に目標に向かって生きる姿を見せられるよう、高い意識を持って日々の業務に取り組んでいます。

進取の精神
進取の精神

困難な課題への解決に向けて、
勇気を持って挑戦する姿勢

我が国の保育行政予算や制度設計は、先進諸国と比べ決して有利であるとは言えません。しかし、認可をいただいた保育事業者として、国内の政治・経済が困難な状況にあったとしても限られた資源においてより良い保育を行うために課題を解決し続ける必要があります。私たちは常に今できる最良の工夫をもって最善の保育を提供できるよう、常に勇気と自信を持って課題に挑戦し続けています。

世界における日本の教育予算

日本の公財政支出の対GDP比は、先進国でワースト1位という現実があります。我が国が超高齢社会を維持する中で、教育関係者はこれまでよりも高い使命感を持って子どもたちと向き合う必要があります。

全教育機関に対する公財政支出の対GDP比全教育機関に対する公財政支出の対GDP比

 保育行政予算も教育予算と同様に少なく、都市部では必ず必要な保育所を設けるために、政府はその膨大な初期費用の負担を、事業者による支出とともに乗り切ってきました。しかし、自民党が推進したこのような規制緩和の中で、その制度設計自体を真っ向から批判する共産党による議論等が行われ、子ども達に必要な保育への付加価値を誰がどのように生産するのかといった重要な論点が盲点となり、結果的に保育の価格ダンピングが行われている状況になりつつあります。私たちには、このような状況に果敢に立ち向かうことが求められています。